常盤平幼稚園

今日の一冊

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子どもたちと絵本

この園の子どもたちの生活は、絵本なくしては始まりません。
朝、みんなが集まれば絵本。帰りのさようならの前に絵本。
そして、週に1回、クラスごとに入る図書館では、 図書館の専任が、その季節や、クラスの子どもたちに合わせて、 今、出会わせたい絵本を選んで、子どもたちに読んでいます。

1日に2冊以上、1週間で10冊以上、1か月で平均50冊、1年にしたら、何百冊・・・
卒業までの3年だと・・・。
もちろん、読んだ本の数ではありません。
ただ、子どもたちは、幼稚園の3年間の生活の中で、 こんなにもたくさんの絵本に出会っているのです。
その、毎日の積み重ねの大きさを感じて頂ければ。

このブログでは、そんな日々の子どもたちと絵本との関わり、 様子、楽しんでいる絵本など、ご紹介していきます。

スーホの白い馬

2016年12月22日

11月の初め、5歳のクラスそらぐみさんが楽しんだ絵本です。dsc_1918

「スーホの白い馬」
モンゴル民話  大塚勇三再話
赤羽末吉 画
(福音館書店)

ページを開くと、広い広い草原に天の橋のような虹がかかった
美しい絵。そして、モンゴルという国の馬頭琴という楽器が紹介されます。「ばとうきんって?」と、すかさず聞く方がいました。

このお話は楽器”馬頭琴”のいわれがお話になっています。
羊飼いの少年スーホは、ある日、産まれたばかりの白馬を拾ってきます。

スーホが心を込めて育てたおかげで、見事に立派に育ち、
ある日、スーホは、白馬に乗って競馬の大会に出たところ、
王さまは優勝したスーホの白馬を奪い取ってしまうのです。

悲しみに打ちひしがれたスーホのもとへある日身体に何本もの矢を突き刺させひどい傷を負った白馬が帰ってくるのですが、スーホの必死の看病も虚しく息絶えてしまいます。

ある晩、スーホの夢に白馬が現れ、スーホを慰め、自分を使って楽器を作ってほしいと言います。スーホは、夢中で楽器を作ります。これが、馬頭琴です。

横に拡がる大型の絵本の見開きいっぱいに描かれたモンゴルの草原の風景、スーホが愛情いっぱい白馬を抱く姿。読み進めていくうち、シーンと深刻な面持で聴き入っている子どもたちの幾人かの目には、涙が光っていました。
傷ついた白馬を介抱するシーンでは、「しんじゃうのかなぁ」
と、心配そうにもらす方も・・・。

この年齢のこの時期だから読める深い悲しい話。
王さまの理不尽な振舞いへの憤りや怒り等々。子どもたちの中には、たくさんの感情が湧き起こったことでしょう。

今年も、この大きな物語を共に感じながら、共有できたことに歓びを感じています。

読む度に、この絵本の凄さ、見事さに感動です。

あかくんとまっかちゃん

2016年12月22日

3歳のクラス ほしぐみさんで楽しんだ絵本です。dsc_1915

『あっくんとまっかちゃん』
長谷川節子 文
田宮俊和 構成
(福音館書店)

あかくんと、いもうとのまっかちゃんは、公園でシーソーで遊んだり、かくれんぼをしていると、まっかちゃんが、なんと!!
きょうりゅうを発見します。
「すべりだいになってあげよう!」というきょうりゅうのくびにのぼって、びゅわーん すたたとん すたたとん と、
何度も遊び、二人は、おしりがいたくなりました。
家に帰ると、「おかえりなさい。ごはんができてますよ。」と、お母さんが言いました。

お気に入りの絵本に出会うと、何度も繰り返し楽しみたい
ほしぐみさん。この絵本も、図書館とお部屋を何度も
行ったり来たりしています。

子どもたちの大好きな積み木 スイス・ネフ社の「リグノ」
という、美しい色彩の、シンプルな積み木を使っての想像力
いっぱいのお話です。積み木の積み重ね方や、角度や色の組み合わせで、表情豊かで躍動感いっぱいのお話に、ほしぐみさんは、あかくんとまっかちゃんになって楽しんでいるようです。

「ぼうし ころころ」と、この絵本は、子どもたちの大人気。何度読んでも飽きることがありません。dsc_1921

りんごのき

2016年12月22日

3歳のクラス つきぐみさんで楽しんだ絵本です。dsc_1916

『りんごのき』
エドアルド・ペチシカ ぶん
ヘレナ・ズマトリーコバ― え
うちだりさこ やく
(福音館書店)

小さなマルチンの家の庭に立つりんごの木
冬、裸んぼうの木は、おなかをすかせたうさぎがかじった跡でいっぱい。お父さんは金網を巻きます。
春、りんごの木は、花がいっぱい。蜜蜂が蜜を集めます。お父さんは、虫よけの薬をかけ、
夏にやっと、実が2つなりました。マルチンは、りんごの木に、水をやります。ところが、嵐が来て、りんごを一つもぎとられました。
秋、まっかなりんごを手に入れた、マルチンは、「ら、ら、ら、ら~」と歌いながら、家へ入りました。きっとおやつに
食べるんでしょうね。

庭のりんごの木を見ながら、巡る季節の中で、「どうして?」と、訊ねるマルチンに、優しく答えるお父さんとお母さん。
家族に見守られながら、美味しい恵みをもたらす”りんごの木”
そして、その恵みに大喜びするマルチン。

チェコの素朴であたたかな絵とお話は、しーんと静かに聞き入る
つきぐみのこどもたちにしっとりと届いたように思います。

静かで単純な話だけれど、こどもたちは、
いつもよく聞いてくれます。

こやぎがすやすや

2016年12月22日

もう一冊、3歳~5歳、どのクラスも楽しんだ絵本です。

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『こやぎがすやすや』
田島征三 作
こどものとも 年少版

こやぎのシリーズでおなじみの田島征三さんの絵本です。

こやぎがすやすや  こかげですやすや

とんぼがすぃ~   ボールがぽこんぽこんぽん

こやぎがすやすや  こかげですやすや

からすが かあ   いぬとねこがおっかけっこ

きのみがごつん!!

すやすや寝入るこやぎの身辺に次々起こる出来事。
そんなことにはいっさい動じず、ひたすら深い眠りを
むさぼるこやぎ。
でも、やっぱり母さん山羊が側にくれば・・・パチッと目が開いてしまいます。裏表紙は、母さん山羊のおっぱいをむさぼり飲む幸せいっぱいの子ヤギと、満足感に溢れる母さん山羊の姿が
あります。

ほとんどのクラスと楽しんだのですが、すやすやのページの
次に、ごつんだったり、かあだったり、の繰り返しに、
思わず吹き出してしまうこどもたち。
田島さんのユーモアとあたたかさに浸ったひと時でした。

しりとり・しりとり あきのまき

2016年12月22日

秋に、3歳~5歳、どのクラスも楽しんだ絵本です。

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『しりとり・しりとりあきのまき』
いまきみちさく
(こどものとも)

あき! き、きのつくものな~に

き、きょうりゅう! ・・・ざんねん、きのこです。

きのこ! こ、このつくものな~に

ころっけ!こうもり! ・・・ざんねん、コスモスでした。

と、おばあちゃんといぬとおんなのこが、秋の野山を楽しむ
風景の中にヒントがあったり、持ち物の中にヒントがあったり
ですが、大当たりとなることもしばしばです。その時の歓声は
大変なものです。

いまきみちさんのあたたかみいっぱいの絵を楽しみながら、
しりとりを楽しみました。

このシリーズは、はる・なつ・あき・ふゆとあります。
季節ごとに楽しめる絵本です。

ふくはなにからできてるの?

2016年12月07日

今日は、図書館に新しい入った絵本を、ご紹介いたします。

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ふくはなにからできてるの?ーせんいのはなしー
佐藤哲也 文  網中いづる 絵
福音館書店 刊

「きょうはどのふくにしようかな?」
毎日当たり前のように着ている「ふく」ですが、身体を護ったり、暖めたり、汗を吸ってくれたり、様々な役割をしてくれています。それは何からできているのでしょう・・・?

タグをもとに、ウール、シルク、コットン、人工繊維などなど、どのように作られるかを解き明かします。

色彩が美しく、5歳位から楽しめます。

ゆきやまたんけん

2016年11月25日

5歳のクラス うみぐみさんと読んだ絵本です。

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『ゆきやまたんけん』
松岡たつひで さく(福音館書店)

『あまがえるりょこうしゃ』でおなじみの、あまがえる。
今回は、ペットボトルで雪上車を作り、てんとうむし、かたつむり、ダンゴムシふうふを乗せて、楽しいたんけんにでかけます。
うみぐみさんは、いつものように松岡さんの細かい描写に目を皿のようにして見入りながら楽しみ、雪上車に乗っているがごとく、真冬の森の雪の世界を思いっきり満喫しました。

ゆきのひのホネホネさん

2016年11月25日

同じくゆきのひに、
3歳のクラス つきぐみさんと楽しんだ絵本です。

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『ゆきのひのホネホネさん』
にしむらあつこ さく・え
(福音館書店)

ホネホネさんが大好きなつきぐみの仲間たちは、深い森の中、
スキーをはいて、ザクザクシューッと、勇猛果敢にていねいに
配達するホネホネさんの仕事ぶりに、思いをいっぱい
寄せながら、雪の世界そのものをも存分に楽しんでいました。

ゆきあそび

2016年11月24日

11月のゆきに、大興奮の
3歳のクラス ほしぐみさんと読んだ絵本です。

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『ゆきあそび』
なとりちづ 文
おおともやすお 絵(福音館書店)

ゆきが降りしきる中、ゆきだるま、すべりだい、ゆきがっせんと、なかまのうさぎやねずみ、ぶたさんと、楽しみたいくまくんですが、つい力が入りすぎて、「もうくまくんとは、あそんで
あげない!」と言われてしまいます。

でも、くまくんは・・・すべりだいのついている大きなゆきの家を作り、「みんなであそぼう!」と言います。
くまくんのゆきの家で、思いっきり楽しむなかまの様子に、
こどもたちも、大満足し、ゆきへの憧れを募らせていました。

へへののもへじ

2016年11月14日

3歳のクラス つきぐみさんと楽しんだ絵本です。

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『へへののもへじ』
高梨章ぶん  林明子え
(福音館書店)

まくら
さよなら
あさが きた
おきた
ふく きた
じょうずに
できた

歯切れのいい リズミカルなことば。
温かくユーモアいっぱいの絵。
それを耳から目から楽しんで、
思わずみんなでふき出してしまいました。

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