常盤平幼稚園

今日の一冊

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子どもたちと絵本

この園の子どもたちの生活は、絵本なくしては始まりません。
朝、みんなが集まれば絵本。帰りのさようならの前に絵本。
そして、週に1回、クラスごとに入る図書館では、 図書館の専任が、その季節や、クラスの子どもたちに合わせて、 今、出会わせたい絵本を選んで、子どもたちに読んでいます。

1日に2冊以上、1週間で10冊以上、1か月で平均50冊、1年にしたら、何百冊・・・
卒業までの3年だと・・・。
もちろん、読んだ本の数ではありません。
ただ、子どもたちは、幼稚園の3年間の生活の中で、 こんなにもたくさんの絵本に出会っているのです。
その、毎日の積み重ねの大きさを感じて頂ければ。

このブログでは、そんな日々の子どもたちと絵本との関わり、 様子、楽しんでいる絵本など、ご紹介していきます。

ティッチ

2018年11月29日

3歳のクラス ほし組さんがお部屋で楽しんでいる絵本です。
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(福音館書店)

ティッチは、小さな男の子でした。
お兄さんも、お姉さんも、体が大きくて、大きな自転車に乗り、素敵な凧を上げることができるのに、ティッチは三輪車に乗って、風車を回すだけ。お兄さんやお姉さんはたいこやラッパと大きな楽器が演奏できるのに、ティッチは小さな笛だけ・・・。
でも、お兄さんの持ってきた大きなシャベルで、お姉さんの大きな植木鉢に、ティッチのとっても小さなたねを蒔くと、そこから大きな木が・・・!!

絵も言葉もシンプルな中に魅力がたっぷり詰まった一冊。
三人兄弟の末っ子ティッチ。体も持ち物も小さいけれど、彼にも彼にしかできないできない役割があることー。
読み終えた途端、「もういっかいよんで!!」と、リクエストの声が上がるがり、大好きになりました。

シリーズの『ぶかぶかティッチ』も、繰り返し楽しみました。

クリーナおばさんとカミナリおばさん

2018年11月20日

4歳のクラス ばらぐみさんがお部屋で楽しんだ絵本です。1d7a55db99656ff36ba8e607a9da5661
(福音館書店)

毎朝トラックでごみじまへ運ばれてくるごみや古くなったものたち。その中の一つが ‟クリーナおばさん” です。

ごみじまには、まだ使えるのに、古くなったからと捨てられていたたくさんの仲間がいました。どうにかここから出られる方法はないか考えていたところに、突然、空がぴかっと光ったと思うと・・・現れたのは、“カミナリおばさん” でした!

カミナリおばさんは、仲間を連れて、どんどんごみじまから捨てられてしまったごみたちを助け出してくれます。

全て読み終わった後に、「これ、おもしろいんだよねぇ!!」と、うれしそうな顔でつぶやいていた姿が、印象的でした。

おだんごぱん

2018年11月20日

4歳のクラス ばらぐみさんがお部屋で楽しんだ絵本です。
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(福音館書店)

「おだんごさん おだんごさん
おまえをぱくっとたべてあげよう」

「そうはいかないよ。
あんたにうたをきかせてあげるんだからね。」

様々な動物たちとのかけ合いが面白くて、何度も繰り返し読んで、楽しんでいます。ほしぐみの頃から、好きな1冊でしたが、読む度に、「♪ぼくはてんかのおだんごぱん」「♪おまえなんかにつかまるかい」と、みんなの歌声が上がるほど、とっても大好きになりました。

こぐまのくまくん

2018年11月13日

5歳のクラス そらぐみさんがお部屋で楽しんでいる絵本です。61qBQRPI6DL._SX342_BO1,204,203,200_

(福音館書店刊)

寒い冬の日に、「ぼく、なにかきるものがほしい」とお母さんにおねだりしたり、お誕生日に自分でバースデースープを作ったり、宇宙帽を作って月旅行に出かけたり、寝る前にたくさんの願い事を考えたり。と、1冊に4つのお話が描かれています。

かわいらしいくまさんと、愛情あふれるお母さんの親子のやりとりに、心が温まるお話です。

シリーズで5冊あるのですが、みんなで夢中になって、楽しみました。

あきのおさんぽ いいものいくつ?

2018年11月09日

5歳のクラス うみ組さんがおへやで楽しんだ絵本です。
photo(こどものとも刊)

題名の通りこの美しい秋に散歩に出向いたら出会える「いいもの」を見つけていくつあるのか、数えて楽しむ絵本です。
お部屋で読んでいた時には、「いいもの」を見つける楽しさとは別に、もう一つ楽しんでいることがありました。
それは、見たままを説明する言葉で登場してくる「いいもの」が、何なのかを考えることです。

この絵本はもちろん、このいい季節に、散歩に出かけて、「いいもの」を探してみてはいかがでしょうか?

くんちゃんのはたけしごと

2018年10月05日

4歳のクラス うめばらさんと楽しんだ絵本です。IMG_7731
『くんちゃんのはたけしごと』
ドロシー・マリノ さく
まさきるりこ やく
(ペンギン社)

こぐまのくんちゃんは、朝からぞうきんバケツに落っこちて床一面の水浸し。迷惑気なお母さんに「そとではたけしごとのおてつだいしたら?」と言われ、お父さんのお手伝い・・・と外に出ますが、畑仕事を何も知らないくんちゃんのお手伝いは、おとうさんにとって大迷惑。くまででお父さんがならして種をまいたばかりの土をひっかき「水をかけてくれ」と頼まれると、雑草に水をかけ、「雑草は抜くものだ」と言われると、花を抜き・・・。
やることなすこと間違いだらけのくんちゃん。

くんちゃんの失敗するたびに、一緒に読んでいるこどもたちは、大笑いです。
やがて、くんちゃんは、畑の端に座って考え、お父さんのすることをしばらくじっと見ていました。その後、くんちゃんは、お父さんの言われた通りのことを自分で判断しながら、やりとげたのです。お父さんは、「それでいい。なかなかうまいじゃないか」というと、くんちゃんは、ぱっと顔を輝かせました。

くんちゃんシリーズは、どの絵本も幼いこどもの日常の家族の触れ合いの中で、とても暖かいまなざしを感じる作品ばかりです。

あかくんとまっかちゃん

2018年09月21日

3歳のクラスつきぐみさんと楽しんだ絵本です。 IMG_8030
『あかちゃんとまっかちゃん』
長谷川摂子文
田宮俊和構成
(福音館書店)

スイス ネフ社の「リグノ」という美しい色彩のシンプルな積み木の絵本です。あかくんはお兄さん、まっかちゃんは妹です。まっかちゃんは、きいろいスカートをはいています。最初は、「どれがおにいさん?」「これがおかあさん?」「これって、テーブル?」と、確認していたつきほしさんでしたが、積み木の世界に慣れてくると、目を奪われ、公園の遊具を見回し、
「あっすべりだい」「あっシーソーだ」と楽しんでいます。

あかくんとまっかちゃんは、シーソーで遊んだり、ジャングルジムで遊んだり。かくれんぼでかくれたまっかちゃんが、すごいものを発見。お兄ちゃんを呼びます。そこには、大きな長い長いきょうりゅうがいて・・・。

兄弟が遊びに行って帰ってくるという、シンプルな行って帰るお話ですが、積み木が様々な姿になって語るお話は、とても魅力的で、1冊目の『ぼうしころころ』と共にこどもたちをとりこに
する絵本です。

てつたくんんとじどうしゃ

2018年09月14日

3歳のクラス ほしぐみさんが図書館で楽しんだ絵本です。
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『てつたくんのじどうしゃ』
わたなべしげおさく
ほりうちせいいちえ
(こどものとも 福音館書店)

てつたくんがあるいていたらね、くるまが4つもころころころがってきてね、ぱたんところび、次にぼうが2本とんとんとんとんやってきてくるまのしんぼうになってころがりだしたよ。そしたら・・・と、つぎつぎに、じどうしゃに必要な部品がやってきて、てつたくんのじどうしゃは、出来上がっていきます。

そして、できあがったじどうしゃにのせてあげたのは・・・?

余白いっぱいのイラストとリズム感のあることばに、ほし組さん全員がシーンと聞き入ったお話でした。

コートニー

2018年09月07日

5歳のクラス そらぐみさんと一緒に楽しんだ1冊です。IMG_7724

『コートニー』
ジョン・バーニンガム さく
たにかわしゅんたろう やく(ぽるぷ出版)

野犬収容所の犬を何とか…と思っている姉弟が、両親を説得にかかり、コートニーというどんな犬か、どこからきたか誰も知らず、もらい手のいないじいさん犬を連れて帰る。両親は、初めは渋い顔だったが、コートニーは、大きなトランクを持ち込み、シェフ、ウェイター、バイオリン弾き、曲芸師・・・と家族の一員となって、大活躍。家族との平和な暮らしが続くが、ある日突然姿を消す・・・。

よるのようちえん

2018年07月31日

4歳のクラス うめぐみ ばらぐみの図書館で
楽しんだ絵本です。

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『よるのようちえん』
谷川俊太郎 ぶん 中辻悦子 え しゃしん
(福音館書店)

題名を伝えた瞬間から、「えっ、よるのようちえん・・・??」
と、驚きの声が上がりました。
「ようちえんにはだれもいません。みんなうちへかえりました。」画面は、夜の砂場や夜の庭。そっとさん、すっとさん、さっとさんが、「きょろきょろりん」「すっとんとん」「さっさかせ」と顔を出し、「おや?」お部屋の中にも、もっとさん、ぱっとさん、ぽっとさんと、次から次へと、集い、ふたりでぱしゃりんこ。さんにんで、こぺらこぺら もなもなみねむ すりたかぼびぷにゃ わらべにくらど みんななにしてあそんでいるのかな・・・。
そらがあかるくなって、みんなどこかへきえちゃった。「そっとさんのこえがきこえました。」

夜は、子どもにとって、不思議がいっぱいの闇の世界です。
「よるのようちえんって・・・???」

想像力いっぱいに楽しんだ1冊です。

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