4歳のクラス ばらぐみさんが楽しんだ絵本です。
『はじめてのおつかい』
筒井頼子さく
林明子え
(福音館書店)
ままにおつかいをたのまれたみいちゃんは、
「みいちゃん、もう、いつつだもん。」
と、言って、引き受けるのですが・・・。
ばらぐみのみんなは、主人公のみいちゃんそのものになって、
ドキドキ緊張しながら、初めての体験をしたことでしょう。
林明子さんの細やかな絵の表現に、読む度に、
こどもたちは、新しい発見を楽しむこと受け合いです。
2017年05月12日
5歳のクラス うみぐみさんが楽しんだ絵本です。
『ことろのばんば』
長谷川節子ぶん 川上越子え
(福音館書店)
「こわいほんよんで!!」という声に応えて・・・。
山で夕暮れまで栗拾いをしていた兄妹。
姿が見えなくなった兄を追っていった妹がみたものは・・・。
「コートロ・コトロ」と唱える白髪の婆さまが抱える、
つぼの中に、兄さんはみるみる小さくなって
吸い込まれてしまった。
いきなりの怖さに皆、固唾をのむ有様。
妹が兄さんを助け出すまでのかん難辛苦を
子どもたちも共に体験し、
最後にほっとさせられる、とてもとても魅力的なお話。
後日談ですが-。
次の週の図書館でも、
「また、このえほんよんで!」と、
こどもたちが、持ってきました。
怖いけど、楽しい、1冊です。